電子工作をしているとオシロスコープが欲しくなってきますが、数万円もする測定器には手も出ません。

 以前にArduinoでオシロのようなものを作ってみたことはあるのですが、実用には乏しいものでした。

 そんな折、ネットで「Quimat 2.4 "TFT デジタル オシロスコープ」なるものを見つけました。三千円半ばでAmazonから購入できるようです。(今は品切れ状態のようです)

 

 ネットの口コミではなかなか評判も良さそうですので、購入してみようかとAmazonを探してみましたが品切れ状態のようです。


 似たようなものということでWisTek DSO150オシロスコープ(組立完成品)というものを買ってみました。本家とは違う製品のようでファームウエアのアップデートは出来るのかどうか不明ですが、もともとそこまでする気はないのでこれにしました。



 こちらの製品もそうですがプローブはワニ口クリップで使いにくいのでペン型プローブも購入。


 さらにこの製品の電源はDC9VですがACアダプタは付属していないので9V積層電池で代用することにしました。電池は本体背面に両面テープで貼り付けておきます、ちょうど角度がついて見易くなって好都合です。

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 とりあえずテスト波形を画面に出してみました。四つのボタンで設定できますが、写真の設定では電圧軸は「1V」、時間軸は「0.5ms」ということになっています。つまり縦一マスが1V、横一マスが0.5msということになります。ちゃんと矩形波が出ています。測定値は上にも表示されていてピークツーピークで3.40V、周波数1KHzと表示されています。

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 使えそうなので、ArduinoでLEDを点滅させる回路でLEDの両端の信号を測定してみます。その様子をYoutubeの動画にまとめました。


  点滅間隔を変えると当然ですが測定波形も変わるわけですが、測定器の問題か、Arduinoの仕様なのかは判然としませんが信号波が矩形波として安定するまでに信号が乱れます。


 まだ使い始めたばかりなので、細かな操作方法がわかっていないところも沢山あります。使い込んでいきたいツールです。

 追記ですが、使用時間一時間程度で電圧が8Ⅴをわってしまいました。意外と消費電流が大きいようです。ACアダプタに交換します。